作品概要
「ある日の夜、目を覚ますとそこは不気味な雰囲気を醸し出す廃洋館だった。廃洋館から脱出する為、洋館を探索する主人公であったが…」
プレイヤーは舞台となる館から脱出することを目的に洋館内を自由に探索出来ます。
脱出するために館内に散りばめられた鍵を集めて脱出するVRホラーアトラクションです。


使用した機材
・ButtKicker Gamer 2
Haptics社により開発された、サウンド連動型の振動フィードバックデバイスです。制御部分に外部スピーカーを接続し、設定した大きさ以上の音に反応して振動することでゲーム内の音を調節しながら任意のタイミングで椅子を振動させることにより、本体を回転椅子に取り付ける事によって臨場感を出す目的で使用します。


・VivoSmart 5
アメリカ発のGPS機器のパイオニアGarmin社により開発された、アクティビティトラッカーの最新モデルです。一般的な使用例としては,腕時計のように腕に巻き付けて装着することによって、歩数、心拍数、ストレスレベル、睡眠などの健康情報を自動で取得します。
この機器で取得した心拍数の値を、ANT+ドングルを介してPC側に転送することにより、値に応じてゲーム画面上での変化を演出するという用途で使用しています。


工夫した点
音に反応する振動デバイスをゲーム内で活かすため、視覚で恐怖を与えるギミックも作りつつ、振動がメインのホラー要素になるギミックもバランス良く両方制作することで、より多方面から恐怖体験をできました。
リアルタイムでプレイヤーの心拍数を画面の右上に表示し、その値に応じて画面の演出を変化させることで、恐怖を感じていないときはより恐怖煽る演出を、恐怖を感じているときは恐怖を煽らないようにする事で緩急を付け、プレイヤーを恐怖に慣れさせないように工夫しました。
遊び方
まず初めにVRヘッドセットとVivoSmart5を装着し、Butt Kicker Gamer2を装着した回転椅子に座ります。
左スティックを倒し、回転椅子で視点を変えることで移動ができます。
総評
11月に開催されたハルカス学園祭では、ButtKickerGemerを用いたホラーハウスを出展し、お客様から好評を得ることができた。用意したギミックに恐怖していただけたが、画面左上に表示されてある文字が見にくい、プレイヤーの移動速度が遅い、ボリューム不足と言った意見を受けました。
それらの意見を踏まえた上で、Vivosmartもとり入れた完成品では、プレイした人を恐怖させることができ、「通常のゲームより更に恐怖を増幅させる」という目的を達成する事ができたと考えます。
しかし、スケジュールの都合で実装を断念したVR歩行デバイスや、Iotデバイス等を用いる事ができればゲームにさらなる臨場感、恐怖を演出する事ができたとも考えられます。
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