大阪電気通信大学

クリエイティブコーディングによるアート作品の制作 「6COLORS ANIMATION」

作品概要

p5.jsというオープンソースのJavaScriptライブラリを使用し制作したアニメーション作品です。この各6色のアニメーションのデザイン・サウンドはプログラムを書くことによって制作しています。

赤色、橙色、黄色、緑色、青色、紫色と、近い色相の色に順に変化し、その色から連想されるイメージを演出させています。

制作背景

私は卒業制作をどのようなものにするかを考えたときに、これまで学んで得た知識と、これから学んで得る知識を合わせて、大学生活の集大成となる作品を制作したいと考えました。

私は大学生活を通して、主にグラフィックデザインやアニメーション、サウンドについて学びました。そして、IT企業に就職が決まったので、就職後に必要となるプログラミングの知識を深めたいと考えました。

そこで、プログラミングでイラストやアニメーション、サウンドなどのクリエイティブなものを制作する「クリエイティブコーディング」というものに興味を持ちました。デザインやサウンドの知識を活かすことができる上に、プログラミングの知識を学ぶことができるので、自分自身にとって一番良い形の挑戦になると思い、クリエイティブコーディングによる作品を制作しようと決めました。

制作過程

1. テーマの設定

プログラミングでアニメーションの制作をする上で、デザイン、サウンドの両方を活かせるモチーフは何かということを考えました。結果、色彩をテーマに制作することにしました。

2. 色彩から感じられるイメージの連想

心理的三原色の「赤色」「黄色」「青色」と、それぞれを混ぜてできる「橙色」「緑色」「紫色」のシーンを制作することにし、その6色それぞれから連想できるイメージを書き出しました。

  • 赤色 → 炎、火花、溶岩…
  • 橙色 → 夕焼け、紅葉、太陽…
  • 黄色 → 電気、雷、閃光…
  • 緑色 → 植物、葉、風…
  • 青色 → 水、氷、波、波紋…
  • 紫色 → 夜空、魔法、妖精…

3. 連想したイメージをプログラムで表現

それぞれの色から連想したイメージをプログラムで制作しました。

赤色から、激しく燃え盛る炎をイメージして制作しました。時間が経過していくにつれて、炎の激しさが増すようにプログラムしました。
橙色から、夕方の街をイメージして制作しました。黒い長方形が出現する様子をしばらく見ていると、ビル群に見えてくるようにプログラムしました。
黄色から、無数に落ちる雷をイメージして制作しました。時間が経過していくと、雷が画面を覆うほど激しくなるようにプログラムしました。
緑色から、成長していく植物をイメージして制作しました。葉が回転しながら成長する不思議な印象を与える植物をプログラムしました。
青色から、水面に波紋が広がっていく様子をイメージして制作しました。波紋を表現するために、時間経過で円を大きくするようにプログラムしました。
紫色から、夜空と流星をイメージして制作しました。夜空に浮かぶ星はゆっくり動かし明滅させ、流星は素早く降ってくるようにプログラムしました。

4. 動画化しYouTubeにアップロード

制作したプログラムを録画し、動画化しました。6つのシーン全てを繋げた動画1本と、6シーンそれぞれの縦長動画6本を制作し、それぞれYouToubeにアップロードしました。また、縦長動画はYouTubeショートとしてアップロードしました。

作者プロフィール

堀之内新

総合情報学部 ゲーム&メディア学科 サウンドデザイン研究室所属

 

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