大阪電気通信大学

応急手当の大切さを学ぶカードゲームの制作“てあてあて” 

制作経緯

私は、幼い頃から擦り傷、火傷など多くの怪我をしてきました。これらの怪我の跡のいくつかはまだ残ったままになっています。これらの怪我は生活の中で起こりやすく、軽度なものでも適切な応急手当をしなければ傷跡が残ることが多いです。そこで、私は応急手当の知識の無い子供がその方法と大切さを知ることのできるゲームを制作することにしました。

ゲームの概要

様々な怪我に対する正しい応急手当の方法を学ぶことを目的としたカードゲームです。

場に伏せられたカードをめくり、めくられたカードにかかれた怪我の内容に対する正しい応急手当を予想して当てるゲームです。

タイトル:てあてあて

ジャンル:カードゲーム

プレイ人数:3〜4人

対象年齢:9歳以上

プレイ時間:30分

内容物

・説明書 1枚

・怪我カード 40枚

・応急手当カード40枚

・応急手当対応表 1枚

ゲームの準備

①全ての怪我カードを裏返して重ならないように置きます。

②全ての応急手当カードを裏返して重ねて置き、山札にします。

③プレイヤー全員が山札から3枚ずつカードを引き、手札にします。

④手番の順番を決めます。

ゲームの流れ

①最初のプレイヤーは怪我カードを1枚めくります。

②めくったプレイヤーは怪我カードに対応していると思った応急手当カードの内容を声に出しながら出すか、パスをすることが出来ます。

③出した応急手当カードが怪我カードに対応していた場合、そのプレイヤーはその応急手当カードと怪我カードを合わせて1ポイントとして手にいれます。そして、山札から応急手当カードを1枚手札として引きます。また、そのプレイヤーはもう一度怪我カードをめくり、手順②を行います。

間違っていた場合かパスした場合は怪我カードを元の通りに裏返し、次のプレイヤーに手番が移ります。 ④手順①〜③を繰り返して山札がなくなり、その後、誰かの手札がなくなった時にゲームは終了となり、1番ポイントを多く手に入れているプレイヤーが勝利となります。

説明動画

作者プロフィール

松本 和樹

総合情報学部デジタルゲーム学科

教育コンテンツデザイン研究室

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